トヨタ・ラウムのヒーターが効かない
まずは水温を上げよう
トヨタ・ラウムのヒーターが効かないということで、原因を特定していきます
まず、エンジンをかけ水温が上がるのを待ちます。自動車のヒーターは、エンジンを冷やすための水である「クーラント(冷却水)」の熱を利用しているので、
エンジンのかけ始めは温かい風が出ないのです。
室内へと入っているヒーターホース2本が熱くなってくると、温かい風が出てこないと何か異常があるということです
エアミックスモーター
このラウムは、水温が高くなっても温かい風が出てこないので、温かい風と冷たい風を切り替えたり、混ぜ合わせたりするためのモーター「エアミックスモーター」が 正常に動いているのか点検します。
ラウムのエアミックスモーターは、ステレオやナビゲーションの後ろ、つまりヒーターケースの上部に取り付けられています。
点検してみると、やはりモーターが動いていません
ラウムのヒーターが効かない原因は、エアミックスモーターの不良でした。
ヒーターホース2本が熱いのを確認する理由は
もし、ヒーターコアが詰まっていれば、2本の温度が違っていたり、両方ともあまり熱くならなかったりします
車が古くなってくると錆が回ってきたりして、ヒーターコアの中で詰まってしまうこともあります
ヒーターコアの交換は非常に難しい場合が多く、工賃が高くなるかもしれません