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ハイエースのエンジンがかからない

エンジンがかからない3大原因

トヨタ・ハイエースのエンジンがかからないという不具合が発生。
自動車のエンジンがかからないという原因は、まずはバッテリー不良によるバッテリーあがり、そして、オルタネーター(ダイナモ)故障によるバッテリーあがり、 それからスターター(セルモーター)の故障、この3つのどれかが原因であることが多いです。

スターター(セルモーター)が回らない

ハイエースのエンジンキーを回してみると、「カチッ」と音が鳴ってセルモーターが回ろうとしません。
セルモーターでカチッと音が鳴っているので、キースイッチなどは大丈夫のはず。

バッテリーテスターでバッテリーを点検すると、問題なし。
このハイエースのエンジンがかからない原因は、スターター(セルモーター)の故障で間違いないようです。

スターターを取り外し分解

スターター(セルモーター)を取り外し、分解してみると、スイッチの接点がほとんどなくなっていました。
エンジンキーを回したとき、「カチッ」と音が鳴っていたのは、スターターのスイッチが働く音なのですが、スイッチの接点が減っているために、 電気が通らずモーターを回すことが出来なかったようです。

スターターを修理して、自動車に取り付けると、調子よくエンジンがかかるようになりました。
これでトヨタ・ハイエースのエンジンがかからない修理は完了です。

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