三菱EKワゴンのバッテリーあがり
電気が流れ続けている
三菱EKワゴンが、車を止めておいている間にバッテリーが上がってしまうとのこと
車のキィーを抜いた状態で電気が流れているか点検したところ、2アンペアから3アンペア流れています(はっきりした事は忘れてしまいました)
何かは分かりませんが、流れてはいけない電気がどこかに流れていることは確かなので、それが何かを特定していきます。
ステレオを点検
まずは、常時電源を使っているステレオから点検しました
どうやって点検するかというと、ステレオの配線を引き抜き、バッテリー部で電流が流れなくなっているかどうかを見ます
結果は電流に変化なしでした
オルタネーター(ダイナモ)を点検
次にオルタネーターが悪さをしているのかどうか調べるために配線を取り外して見ましたが、これも違います
ところが、この時に原因が分かったのです
オルタネーターのバッテリーにつながる配線を取り外すとき、ショートさせる危険があるので、バッテリーのマイナス端子を取り外しておいたのです
そのバッテリー端子をもとの状態に取り付けた瞬間に、エンジンルームで「カチッ」と音が鳴ったのでした
マグネットクラッチが働く音
いったい何の音だったのかというと、エアコン・コンプレッサーのマグネットクラッチがくっつく音だったのです
ここまで来れば、もうかんたん。コンプレッサーリレーの不良のために、マグネットクラッチに電気が流れ続けているのです
車によって違うのですが、EKワゴンのコンプレッサーリレーの電源は常時電源を使用しているので、このようなバッテリーあがりにつながってしまったのです。
というわけで、EKワゴンのバッテリー上がりの原因は、コンプレッサーリレーの不良が原因でした。