自動車の電装整備士による
故障の原因特定

電気系統・車の故障修理

road

ホーム>三菱・デリカのシフトポジションランプ

三菱デリカのシフトポジションランプ異常

スターターも回らない

三菱デリカAT車(オートマチック車)のシフトポジションランプがDから切り替わらず、スターター(セルモーター)が回らないという故障事例

シフトレバーは普通に動かすことが出来るのですが、メーターパネルのランプはDのままです
AT車は、PかNのポジションじゃないとスターター(セルモーター)が回らなくなっているので、このままだとエンジンをかけることも出来ません

インヒビタスイッチ

シフトレバーを動かしてもらい、インヒビタスイッチ(シフトポジションを検知するスイッチ)を点検すると、 シフトレバーの動きに合わせてスイッチも動いています

このインヒビタスイッチを取り外し分解してみると、内部が破損してスイッチの接点が動かない状態でした
というわけで、デリカのシフトポジションランプがDから動かない・スターターが回らない原因は、インヒビタスイッチ(シフトポジションスイッチ)の不良でした

これを試してみて

AT車でセルモーターが回らないという時、このインヒビタスイッチの不良が原因であることは多いです(その場合でもシフトポジションランプはPが点灯しているのですが・・・)

そんな時は、シフトレバーをガチャガチャ動かして、もう一度スターターを回してみると、正常にエンジンをかけることが出来ることが多いですので、試してみてください

inserted by FC2 system