自動車の電装整備士による
故障の原因特定

電気系統・車の故障修理

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コマツ・PC120のエンジンがかからない、バッテリー上がり

バッテリー上がりでエンジンかからず

コマツ・PC120のエンジンがかからなくなったということで、点検修理に向かいました

最初は普通にエンジンがかかったのに、しばらく使ってからエンジンを止め、再びエンジンをかけようと思ったらかからなかったそうです

バッテリを点検してみると完全に上がってしまっています
そこで、もって来たバッテリーとPC120のバッテリーをつなぎ、エンジンをかけてバッテリーが正常に充電されているかを点検したところ、まったく充電されていません

オルタネーター(ダイナモ)を点検しよう

キャビン内のモニターパネルでは、チャージランプは正常に消灯しているので、オルタネーター(ダイナモ)に接続されている配線を点検してみました

チャージランプが正常なのに充電されていない時、オルタネーター(ダイナモ)のB端子の配線が不良となっていることがよくあるのです

オルタネーター(ダイナモ)で点検する線は2本だけで、B端子とR端子です

オルタネーター(ダイナモ)の不良が原因

この2本の線に、キィースイッチONで電気が流れているので、配線も正常ということになり、オルタネーター(ダイナモ)の不良ということになります

用意していたオルタネーター(ダイナモ)と交換し、バッテリーへの充電量(チャージ)を調べてみると正常であったので、これでPC120エンジン始動不良の点検・修理完了です

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