自動車の電装整備士による
故障の原因特定

電気系統・車の故障修理

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自動車の方向指示器(ウインカー)の故障

方向指示器の点滅が速い

街を走っていると、方向指示器(ウインカー)が普通よりも早く点滅している車を、たまに見かけます。
そんな時は、どこかの方向指示器の球が切れていると考えられます。
自分が運転している車がそうなった場合でも、聞こえてくる「カチカチ」音がいつもより早いので気づくと思います
球の交換ぐらいなら簡単な道具(ドライバー)で出来る場合もあるので、自分でチャレンジしてみてはどうでしょうか。
もしそれでもランプが光らないようなら、配線の不良が考えられます。

ランプが点滅しない

方向指示器のランプは光っているのに点滅しない、なんてこともたまにあります。
これは、指示器リレーという部品の不良だと考えられます
それから、めったに使わないハザードスイッチを使った後、ウインカーがまったく光らないってことになったら、 ハザードスイッチをガチャガチャ何度か動かしてみてください。
これで調子がよくなった車が何度もありました(最近はないかなぁ)

関係ないランプが光ってしまう

摩訶不思議な状況になることもあります
方向指示器のランプが光らずに、テールランプが点滅を始めたりすることもあるのです
これはランプのアース不良が原因です
この症状が出ると、整備工場の整備士さんたちも「なんだこれ!」って驚いています

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