自動車の電装整備士による
故障の原因特定

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自動車のエンジンルームで「ギャー」と異音が

異音の正体は

あなたの自動車のエンジンをかけると、エンジンルームから「ギャーッ」と異音がするなんてことはありませんか?
自宅でくつろいでいても、外を通る車が「ギャーッ」と音を鳴らしながら走り抜けていくことがよくあります
こんな音が鳴るとすれば、ほとんどの場合ベルトが原因です
自動車のエンジンルームを覗きベルトを押してみると、ゆる~くなっているベルトはありませんか
なかにはベルトが削られて細~くなっていることもよくあります
ベルトが緩んでいるだけなら、ベルトを張るだけで直ることでしょうが、ベルトが細くなっていたらベルトを交換しなければなりません
突然異音が鳴り出したとき、ベルトを張るだけでもいろんな道具が必要となるので、普通の方は自分で作業をするのは難しいことでしょう(車にもよりますが)

エアコンのコンプレッサーが原因

まず、エアコンのスイッチを切ってみてください
もしかすると、それで異音がしなくなり、静かに走行を続けることが出来るかもしれません
エアコンのスイッチを切ることで、異音がしなくなったとすれば、コンプレッサーにかかっているクーラーベルトが滑って異音がしているということになります
しかし、ベルトが悪くて異音がしているとは限らず、コンプレッサーが焼きついてしまっていることも考えられ、ベルトの交換だけではすまずに、修理費用が高くなってしまうこともあるので覚悟が必要です

オルタネーター(ダイナモ)が原因

オルタネーター(ダイナモ)のベアリングが焼きついてしまっていることもあり、そのような場合にはバッテリー上がりの原因にもなるので、注意が必要です
それ以外にも原因となる部品があります
とにかく、異音がするなら早く修理するべきで、走れるからといってほったらかしにはしないでください!

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