自動車のオーバーヒート
ラジエーターファン
自動車がオーバーヒートしてきたら、すぐに走るのをやめましょう。
オーバーヒートする原因として考えられるのは、まず、ラジエーターファンが回っていないということです。
モーターは必ず寿命が来るので、同じ車に長く乗っている人は、注意が必要です。
モーターの不良以外でモーターが回らない原因として考えられるのは、水温スイッチという部品の不良です。
正常な状態のときは、エンジンのかけ始めのように水温が上がっていないときは、ラジエーターファンは回りません。
水温が上がってきて、初めてラジエーターファンが回りだすのです
しかし、水温スイッチが故障すると、どれだけ水温が高くなってもモーターに電気を送らなくなってしまうのです。
ただし、エンジンが縦置きの車は、ファンモーターがついていないので、エンジンがかかるとファンも回まわります
サーモスタット
電気系統の故障以外でよくあるのは、サーモスタットという部品の不良です。
サーモスタットは、水温が高くなるまではラジエーターに水を送らないようにして、早くエンジンを温めるのです。
しかし、サーモスタットが不良となると、いつまでたってもラジエーターに水が回らず、オーバーヒートしてしまうのです。
逆に開きっぱなしとなると、エンジンがなかなか温まらくなってしまい、冬場にヒーターをつけてもなかなか温かい風が出てこない、なんてことになってしまいます
ラジエーターの詰まり
ラジエーターは風が通り抜けることによって、熱を奪い取り温度を下げています
ですので、ゴミや埃で目詰まりを起こしているとオーバーヒートするかもしれません
ラジエーターの内部が詰まってしまうこともあります
自動車は長く使っていると、いろんなところが錆びついてきてしまいますが、ラジエーター内部もさびで詰まってしまうこともあるのです