ホンダ・バモスのスターター（セルモーター）が回らない

ホンダ・バモスのスターター（セルモーター）が回らずにエンジンがかからないということで、原因を点検します。

キースイッチを回してみると、スターター（セルモーター）は何の反応もありません
バッテリーが弱いだけなら「グイッ」とか「カチカチ」って感じで、スターター（セルモーター）が少しだけ反応してくれるはず

この症状はバッテリー上がりではなさそうですね
どこから点検を始めていくかですが、「オートマ車」か「マニュアル車」なのかということで違ってくるのです

今回のバモスは「マニュアル車」だったので、クラッチペダル付近に取り付けられている「クラッチスイッチ」の点検から始めます

「マニュアル車」はクラッチペダルを踏み込んでおかないと、スターター（セルモーター）が回らないようになっています。
全く反応がないならクラッチスイッチが怪しいんです

クラッチスイッチを手で押したままキースイッチを回すと正常にスターターが回り、エンジンをかけることができました

ということは、「クラッチスイッチ」も悪くないということですね
では何が悪かったのか？

クラッチスイッチを押し込む部分に樹脂製の部品を使っており、これが劣化して割れ落ちてしまいクラッチスイッチを押し込めなくなってしまうのです

この部品を交換すれば終了ですが、なかなか難しいところについているので、クラッチペダルＡＳＳＹを取り外して交換しました