自動車の電装整備士による
故障の原因特定

電気系統・車の故障修理

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キャタピラ314Cのエアコンが冷え無い

クーラーガスは漏れていない

キャタピラーの314Cのエアコン(クーラー)が冷えないということで、冷えない原因の点検・修理を行いました

クーラーガスが漏れてしまっているのではないかと思い、マニホールドゲージをセットしたところ、クーラーガスはよく入っています

コンプレッサーのマグネットクラッチが

エンジンをかけエアコンスイッチを入れてみたところ、コンプレッサーのマグネットクラッチが働いていません

コンプレッサーまで電気が通っているかどうかを確かめたいところですが、小旋回のユンボであるため、エンジンルームが非常に狭く、 コンプレッサー付近で配線を点検するのは無理でした

コンプレッサーのリレーを探そう

そこで、コンプレッサーのリレーがどこかにあるはずなので、ヒューズ&リレーボックスで探してみましたが見つからず、 座席の下にあるエアコンケースのところで、エアコン関係と思われるリレーを3つ発見しました

この3つのリレーを一つずつ調べていくと、リレーのコイルにはちゃんと通電しているのに、働いていないリレーを発見しました

このリレーを交換してみると、見事にコンプレッサーのマグネットクラッチが働き、冷たい風が吹き出してきました

キャタピラーの314Cのエアコン(クーラー)が冷えない原因は、「マグネットクラッチリレーの不良」でした

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