車の電気屋さんが経験したトラブルや故障そしてアドバイス
エアコンは、冷たい空気と暖かい空気を混ぜてちょうどいい温度の風を出しているのですが、夏場に冷たい風が出ないということで、修理にこられることが圧倒的に多いです。
クーラーでもヒーターでも風が出ないことには、話になりません。
風が出ない一番多い原因は、ブロワモーターの不良です。ブロワモーターは使えば使うほど寿命が短くなっていく部品なので、同じ車に長く乗っていると、必ず交換が必要になってしまいます。
ブロワモーターが回らなくなったら、モーターを硬いものでコンコンとたたいてやると、しばらく調子よく回ることが、よくあります。試してみてください。
クーラーが効かなくなる一番多い原因は、クーラーガスが減っていたり、なくなってしまっていることです。
クーラーガスが減っているだけなら、ガスを補充して様子を見るのがいいでしょう。しかし、ガスがまったく無くなっているのなら、補充してもまた無くなってしまうに違いありません。
そんな時はガスが漏れている場所を見つけて、その部品を交換しなくてはなりません。
それ以外では、クーラーのスイッチが入らなくなっていることが多いです。
エアコンのヒューズが切れていることが多いのですが、ヒューズが切れているということは、何か部品が悪くなっていると考えなくてはいけません。
よくあるのは、コンプレッサーのマグネットクラッチでのショートです。それから、コンデンサーモーターの不良も多いです。
また、クーラーガスが少なくなっても、エアコンのスイッチが入らなくなります。これはコンプレッサーを保護するためです。
風が弱いという症状もよくあります。エアコンフィルターがついている車なら、フィルターを掃除するだけで症状が改善するかもしれません。
フィルターがついていない車なら、エアコンユニットが埃で目詰まりしていると思われます。とくに、ペットを車に乗せられる方は、ペットの毛で目詰まりを起こしているかもしれません。
エアコンユニットを掃除するには、最悪の場合ガスを抜いてしまって、エアコンユニットを車から取り外さなければなりません。